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「プラスチック型枠」のご使用上の注意点 | |||
1.建て込み・解体時に、釘や金物がついたままの状態で引っ張ったり、バール等でこじることによって破損することが多く見受けられます。 2.プラスチック製品の特性により、外気温による伸縮性があります。 3.面板側に向かって長辺凸反り(むくり)があります(コンクリート打設時の側圧で戻り、補修には至らない程度です)。 フォームタイ等の緊結金物による締め付け過ぎにご注意ください。 4.定尺規格品であるため、施工時の割付検討・補助パネル製作を勘案する必要があります。 5.プラスチック製(石油化学製品)のため、火気には十分注意してください。 (鉄筋・鉄骨溶接時に高温の溶接材塊が樹脂型枠のリブ上などに溜まり、火災が発生したことがあります)。 6.プラスチック製のため、油分や水分の吸収が少なく、その為に剥離剤塗布や雨に濡れると滑りやすくなります。 施工・運搬時には十分注意してください。 7.使用する際には、毎回ケレン後に剥離剤の塗布をお薦めしています。 プラスチック製のため、剥離性が良い反面、数回の転用後に面板に薄ノロが付きます。 使用のたびに層になりこびり付きます。 転用性とメンテナンス手間を考慮すると、導入初期段階からの剥離剤の頻繁な塗布が効果的です。 また、使用現場での経験から剥離剤メーカーに相談され、樹脂型枠に適した剥離剤を使用される事をお勧めします。 (※適切なケレンがなされず、ノロが付いたままの状態で施工すると打ち上がり躯体表面が荒れた状態になります。) 8.現場での使用状況やコンクリートによって度合いが違いますが、転用を重ねると、導入時に比べ徐々に面板が荒れてきます。 そのことを考慮したうえでの施工現場の選定が必要です。 |
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「カタパネル」の長所 | |||
1.プラスチック製のため、転用を重ねても水分の吸収が少なく、ほとんど重量の増加はありません。 2.パネル状になっており、合板のようなパネルへの加工手間が軽減されます。 また、合板パネル型枠に比べ、軽量で型枠材の荷揚げ作業の負担が軽減されます。 3.素材特性の一つとして転用回数が多く、「使い方次第で、50回の転用の可能性があります。 また、1,200時間(一般的には約2〜3年相当)の耐候試験に耐えています。 4.施工後の打ち上がり躯体表面は、塗装合板のような光沢・ツヤはありません。 しかし、生合板に比べ平滑な打ち上がりになります。 5.施工時は専用クリップで連結を行い、面づらの微調整が容易であるとの評判をいただいています |
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